2017年 写真(Photo)

2017.6.27 富岡町(2017.4.1解除 旧避難指示指示区域)

除染後の自宅

「被災者に対する償いは、除染より生活支援を優先にしてほしい。」
撮影させていただいた自宅の線量は2015年時点で3μSv/h以上と高く、所有者は、除染しても無意味ではないかと感じていたこともあり、6年間除染を拒否し続け、事故後7年目に除染が行われた。
自宅の庭には枝垂桜が咲いていた。
伐採された枝垂桜の根元での除染後の線量計(撮影者所有)の数値は1.62μSv/h。

自宅壁際の線量は、除染後で1.67μSv/hを計測した。

 

所有者は、この後この家を売却。
現在も県外で避難生活を続けている。
この跡地は、作業員の宿舎になっているという。

 

近隣のモニタリングポスト
王塚集会所 0.42μSv/h (2017/06)

除染前の自宅(2017年5月撮影)

除染の2年前。同じポイント(しだれ桜の根元)の線量計(撮影者所有)の数値は3.3μSv/hだった(2015年4月撮影)。
所有者が除染の6年前(震災の1年半後)、雨の翌日に測ったときは10
μSv/h以上が計測された。


2017.10.26 浪江町(帰還困難区域)

開通した114号線(浪江町津島地区)

国道114号線は福島県の福島市から双葉郡浪江町に至る一般国道。

帰還困難区域を横断しているため、帰還困難区域内の27キロが通行止めとされていた。

2017年9月20日通行止めが解除され、許可証なしでの自動車による通過が可能となる。

ただし帰還困難区域内のため、自動二輪車、自転車、徒歩による通行は禁止されている(2017年10月撮影)

車内から撮影した、帰還困難区域内の国道114号沿道の風景。
フレコンバックが破け、汚染土があふれ出ている。

環境省は当初、除染で出た汚染土などが詰まった袋(フレコンバッグ)は3年をめどに中間貯蔵施設に運ぶと表明し、屋外での想定耐用年数が3年の袋も多く使用されている。

だが県内には、すでに保管が3年をこえた仮置き場も数多く存在している。

 

フレコンバッグが耐用年数をこえて使用されることについて、福島環境再生事務所の関谷毅史所長は「巡回などふだんの管理の中で確認し、問題があれば現場で対応していくことに尽きる」と述べている。(2017年10月撮影)



※近隣のモニタリングポストの数値は「福島県放射能測定マップ」を参照
http://fukushima-radioactivity.jp/pc/
撮影ポイントのもっとも近隣にある、モニタリングポストの測定データーであり、撮影ポイントから数百m離れているケースが多いです。全体的な状況を知るための参考値であり、撮影ポイントの空間線量ではありません。)


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